M＆Aって何をするの？
M＆Aとは企業の『合併・買収』のことです。
株式や事業を他社へ譲渡することで、会社の成長や、後継者問題の解決に繋がります。
売り手側と買い手側それぞれのメリット・デメリットって？
★買い手側のメリット
新規事業を始めるには場所選びや取引先の開拓、人材育成や技術面など、
お金や時間がとてもかかります。
また新規事業を立ち上げたところで成功するとは限りません。
M＆Aを選択することにより、時間の短縮ができます。
他社を買収することによって、事業規模の拡大や、技術の成長に繋がります。
★買い手側のデメリット
買収後に帳簿に計上していない債務が発覚することがあります。
売り手側が気付いていない場合と、粉飾している場合があります。
買収前に徹底的に調べる必要があります。
★売り手側のメリット
後継者問題の解決ができる。
近年では後継者がいないという理由で廃業する企業が3割になります。
家族や従業員に後継者候補がいない場合、事業や会社を売却してM＆Aで事業承継をすることで、
幅広く後継者候補を探すことができます。
残された従業員の雇用を守ることもできます。
★売り手側のデメリット
経営統合により、従業員の中には環境の変化に不満を抱き辞めていく人もいます。
優秀な人材がいなくなるのは会社にとって痛手となるでしょう。
リスクを減らして成功させるには？
売り手側の財務状況を調査する必要があります。
財務諸表に載せていない債務が出てくることもあるので、買収前に専門家に
調査してもらうと良いでしょう。
また従業員の離職を防ぐためにも、事前に一緒に計画を立てて
相談にも乗ってくれる専門家がいれば心強くないでしょうか？
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